石橋をたたいて・・・渡らないかも?
「堅実さ」という言葉は牡牛座のためにあるようなもの、といえるかもしれません。
「私はそんなことありません」と思われる方もいらっしゃいますが、やはり12星座の中ではいちばん手堅い感覚をもっているといえます。
牡牛座は本当に納得のできることを優先するので、冒険はあまり好まない傾向があります。
安全パイを取るタイプとも言えますが、これは怖がりとか神経質だからではありません。
むしろ牡牛座は12星座の中でも精神的に安定している傾向があります。
牡牛座は無理をせず着実にすすんでいきたいと感じているわけです。
この世界は、つねに破壊と創造を繰り返しながら拡大していきますが、牡牛座の役割はそうやって生み出されたものを、たしかな方法で確認していく役割といえます。
堅実な道を選びやすいのでペースはゆっくりになりがちですが、結局はそれが一番の近道だと感覚的に知っているといえます。
五感が体中をかけめぐる
素早く空腹が満たされれば食べる物は何でもいい!という人も世の中にいますが、牡牛座はそういうことに100%納得できるわけではありません。
「どうせ食べるなら美味しいほうがいいに決まってるよね?」と感じやすいからです。
牡牛座にとっての「肉体」というのは、感じたものを思考に転換する装置のようなものといえるかもしれません。
牡牛座は、さまざまな刺激を肉体を通して理解するという傾向があります。
感覚的な心地よさがあると、まさに細胞レベルでその感覚を味わうといえます。
牡牛座の性質が強い人にとって食べるという行為は、栄養や空腹を満たすだけのものではなく喜びを与えてくれるものでもあります。
これは触覚、聴覚、視覚などあらゆる感覚についていえることです。
さまざまな喜びを全身で味わうことができるというのは、牡牛座ならではの才能でありギフトともいえるかもしれません。
素材が大事
牡牛座にとって見た目の美しさはもちろん大切ですが、それ以上に肌感覚や素材のほうにこだわることも多いかもしれません。
どんなに見た目が良くても、触った感じが悪かったりよくない素材だったりすると、牡牛座はあまり好まない傾向にあります。
料理や服や生活用品などすべてにわたって、その使用感や素材を大切にしようとするからです。
牡牛座の性質が強い人は、気に入った服を見つけると全く同じものを何着もそろえたりすることもありえます。
はたから見ると毎日同じものを着ていても、本人にとってはこだわりの一着だったりするわけです。
お気に入りのものがあると、それをずっと大切にするのも牡牛座の感覚の特徴といえます。