思考を形にする
ぼんやり抽象的なことだけを考えてそれだけを楽しむというのは、牡牛座にとって、しっくりくる感覚とはいえないかもしれません。
牡牛座にとっての思考というのは、なにかを獲得するための手段だったりプロセスだったりもするので、抽象的なことばかり考えていても牡牛座は満足感を感じにくいといえます。
牡牛座は、どうしたら考えていることを実現できるのか、そういった視点から物事を考えていることが多い傾向があります。
なにかを達成するためにいま何をしたらいいか、具体的に考えようとするのが牡牛座の特徴といえるかもしれません。
牡牛座は、思考をそのまま放置せずに形あるものに変換することの意味を知っている人たちといえるかもしれません。
ひとつの願いを叶えて、そこで満足したらそれをベースにして、さらに思考を形にしようと前進していく、というのが牡牛座らしい堅実さといえます。
牡牛座にとっての思考というのは、単なる空気のようなとらえどころのないものではなく、かぎりなく物質に近いところにあるものといえるかもしれません。
意識を集中させる
思考や意識には、目にはみえないエネルギーとか方向性というものがあります。
そしてそれをどう扱うかは人によってそれぞれ異なります。
牡牛座の場合は、考えることを分散したり拡散していくタイプではなく、意識を凝縮していこうとする傾向があるといえます。
考えたことの密度をどんどん高めていって、最終的には現実に落とし込んでいこうとするわけです。
牡牛座はもともと意識を何かに集中させることが得意といえるかもしれません。
常に集中力があるというわけではありませんが、一度なにかに意識を合わせると、驚くような集中力を発揮することがあります。
なにかを考えたら、それを凝縮して体感にまでおとしこんでいくわけです。
牡牛座は細胞レベルで「これだ!」と感じるとひたすら進んでいくことができるのです。
牡牛座は五感が強い傾向があるので、考えをまとめる時間は少しかかりやすいのですが、たいていの場合はそのあとの馬力や集中力で追いつくことができたりします。
ですから牡牛座の場合は、全力を傾けられるような仕事や楽しみごとを見つけることができると、あとは結果を得ることが容易にできたりします。
もし集中力が散漫になりやすいという牡牛座の場合は、意識を集中させる訓練をすることで想像を超えるようなことを実現できる可能性があるといえます。