安定感を忘れない
自分の生活が危険にさらされるような要素を牡牛座は極力排除しようとします。
これらは無意識に行われるので本人はわからないことが多いですが、何かの選択肢があったとするなら、多くの場面で牡牛座は安全パイを選ぶことでしょう。
人生の全てを賭けてまで何かを成し遂げようということは牡牛座にはまれなことです。
それはまるで、心の安定がなければ人生を楽しむことも、なにかを成し遂げることもできないと悟っているかのよう。
実際、ストレス要因でいっぱいな現代社会においては、心が安定しているということは、たいへん強い防衛手段といえるでしょう。
精神を安定させるための努力がいらない分、持てる力をすべて自分のために使うことができます。
万が一、牡牛座の心が不安定になってしまったなら、それは、かなりの負荷が心と身体にかかっているという証拠で深刻なダメージとなりえます。
ブレない軸をもっている
これは安定感にもつながりますが、それ以上に、牡牛座はブレることのない自分軸を心の奥にもっているようです。
五感をフルに使って自分の存在をかみしめる牡牛座ならではのことで、この自分軸が牡牛座の心をさらに強いものにしているといえるでしょう。
若いころには、人は自分探しの(心の)旅に出たりしますが、牡牛座の場合は最初から「本当に求めているものは自分の中にある」と生まれつき知っているのかもしれません。
「幸せの青い鳥は、遠い世界ではなく、努力と忍耐の先にいるんだよ」と。
自分軸がゆがんだものでないかぎり、牡牛座は人生の早い段階から、自分らしくのびのび生きていくことができるでしょう。
目標にむかって努力をおしまない牡牛座は、年齢を積み重ねるほどに、どんどんと心にも磨き上げていくことでしょう。