好きなものに囲まれている
美的感覚にすぐれている牡牛座は、かわいいもの、きれいなもの、上質なものが大好きです。
モノは牡牛座にとって自分の感性を形にしたものですから、それらのモノに囲まれて生活するということにとても充実感を感じます。
良いものを見極める目をもつ牡牛座が、その審美眼にかなうモノを手にするというのは特別が意味をもつのでしょう。
さらに、見て触って感じることができる距離に、好きなものがあふれているということは、自分の分身に囲まれているような感覚になるのでほっとできるのです。
五感をフルに満足させる
食べることが大好きな牡牛座は、美食家、健啖家が多くいます。
目で見て、香りを楽しんで、舌で味わうことのできる食事は、牡牛座にとってこの上ない喜びを与えてくれます。
食事は快楽の時間であるとともに、癒しの時間といえるかもしれません。
またマッサージを受けたり、アロマオイルを炊いたりするのも大好きです。
なお、美しく上質なものが好きな牡牛座ですが、たくさんの種類をどんどん集めるというよりも、どちらかというと、自分の気に入ったものと同じ種類をいくつもそろえる傾向にあります。
たとえば、まったく同じタイプのスーツを何着もそろえたりするのは、牡牛座ではよく見られることです。
願いを形に変えたとき
牡牛座の行動パターンの本質的な部分には、なにごとも「形にしたい」という願望があります。
考えていることを具現化したり、ほしい物を手に入れたり、快楽を自分の肉体で実感したいというような現実的な感覚をもっています。
形にすることで心が安定し、自分の存在や、生きる意味を感じることができるのでしょう。
そして、たいていの場合、その願望の先にあるものは「豊かさ」。
なんだかんだといいっても、牡牛座は「豊かさ」を手に入れるために努力を続けているといえます。
面白いもので「別にお金持ちになれなくてもOK」と牡牛座は言ったりしますが、同時に「ほしい物が買えるくらいの経済的な余裕はほしい」と真剣に考えています。
端から見ると同じようなことに思えますが、自分は、モノが欲しいのであって、決して紙幣が欲しいわけではない、と牡牛座の中ではしっかりと区別があるのかもしれません。
お金持ちになりたい願望がつよい牡牛座ですが、すこし複雑だったりします。