恋人未満で終わらせない
牡牛座のおだやかな雰囲気は、異性にかぎらず同性であっても好感がもてるもの。
落ち込んだときなどに、ふと会いたくなるようなタイプです。
ですが好きな人に積極的にアピールするようなことは苦手ですから、相手に特別な気持ちを抱かせたりするのはあまりうまくはありません。
とくに恋のはじめのころには、相手からの密かなシグナルをキャッチしたり、恋の駆け引きが必要なことがありますが、そういうときでも牡牛座はおっとりしていて、せっかくの出会いを逃してしまうことがあります。
自分からムリに接近していく必要はありませんが、好きな人ができたなら、普段以上に相手に意識をフォーカスして、もうすこし敏感になってみましょう。
せっかく好意を持たれているのに「たぶん気のせいだと思う…」なんてのんびりしたらチャンスをつかむことはできません。
五感を共有
一番良いのは、五感を相手と共有できるような状況をつくること。
(グループでいいので)美味しいものを食べにいったり、パーティで手料理をふるまってみたり、好きな香りを身にまとってみるもいいでしょう。
また、さりげなく相手に触れたりするのも牡牛座なら自然にできるでしょう。
ビジュアルや言葉で惹きつけていくのではなく、相手の潜在意識に自分の存在を刷り込んでいくような、じわじわと効果が出てくるアプローチのほうが牡牛座の恋はうまくいきます。
とはいえ相手のアクションを待ってばかりいては、そのまま良いお友達で終わってしまうかもしれません。
たまにはちょっと冒険をして、いつもとは違うファッションに挑戦してみるのもいいかもしれません。
牡牛座の場合は、華やかなセクシーさではなく、シンプルで質のよい清楚な色気で勝負して。
気になる相手はいつもと違うムードにドキっとして恋の対象として見始めるようになる可能性が高くなります。
もともと、自分を変えてまでだれかとつきあったりはしないタイプなので、大変身をして相手の心をつかもうとしても長くは続かないでしょうが、やはり恋にはスパイスが必要。
好きな人を振り向かせるためだけでなく、いつもと違う自分自身も楽しんでみてください。
もし、すでにお付き合いがスタートしているのなら、相手がくつろげる居場所をつくることに少し力を注ぐのがよいでしょう。
やさしい笑顔や、おだやかな声、そしてできることなら手料理をふるまって、相手の胃袋をしっかりつかんでしまいましょう。
「いっしょにいると、なんかだとっても居心地がいい」ということを相手に印象づけたなら、理想の恋人としてだけでなく、お嫁さん候補としても認めてもらえるようになるかもしれません。
快適な空間作りはいちばん牡牛座が得意とするところですから、相手の好みをいろいろ取り入れつつ、楽しみながら大きな愛を育てていきましょう。