「交渉相手が牡牛座」の場合
むずかしい交渉だとしても、牡牛座は終始にこやかに交渉を進めようとするでしょう。
事を荒立てたりせず、できるかぎり相手を良い気分にさせながらマイルドに進行させることを心がけます。
といっても、無言の威圧感はけっこうあるでしょうが。
巧みな話術で言いくるめるのではなく、相手の懐に飛び込んでいって一体感を作り上げようとするでしょう。
そして、自分の誠実さをアピールして相手に受け入れてもらえることに全力を尽くしたら、それこそが最初の突破口だと考えます。
もちろん相手に好かれたほうが有利だということが一番の理由ですが、じつは牡牛座自身がそうやって相手と一体感を持たないと敵の考えていることがよく感知できないということも関係しています。
シャープかつ整然とした理論で相手を納得させるというよりは、どちらかというと泥臭いかんじで進めていくほうを選びがちでしょう。
逆にいうと、あまりにも理詰めで来られてしまうと牡牛座はけっこう引いてしまうのです。
もし交渉が決裂したとしても牡牛座は決してあきらめません。
むしろ、そこからスタートだ!とすら思っているふしもあります。
「あきらめない」という言葉は牡牛座のためにあるようなもの。
じっくりじっくり戦略を練って、時間をかけて根気強く交渉をつづけていくでしょう。
弱点があるとするなら、牡牛座の苦手なことはスピーディな行動。
「すぐに結論をだしてほしい」と急がせると混乱するので、その隙に優位にたてるかもしれません。
さらに、交渉相手が牡牛座の場合、決して忘れてはならないのは手土産です。
これを忘れてしまったら成立しないほど重要といっても過言ではないかもしれません(!?)。
接待をするときには、豪華でなくてもよいので、味にこだわりをもつ良店を選ぶとよいでしょう。