「部下/後輩」としての牡牛座
指示されたことは確実にこなしていくので、上の人からの信頼も厚く、かわいがられることが多いのが牡牛座の特徴。
スピードがあまり早くないのですが、仕事の正確さや、一生懸命に頑張る姿をみると応援してあげたくなるのでしょう。
牡牛座は頭で考えてから動作に移すまでに若干時間がかかるので、新入社員などであればじっくりトレーニングを受けさせる必要があるかもしれません。
言葉だけではなく、体感的に仕事を覚えていくほうが得意だからです。
牡牛座が部下/後輩になったなら、彼(彼女)に対しての評価はあまり早急に下さないであげてください。
彼らは、最初のうちは手際が悪かったりしますが、それは能力が低いのではなく、習得するために時間がかかってしまうだけなのです。
コツを覚えたら、あとは目標にむけて惜しみない努力をしますので、温かい目で見守ってあげてほしいものです。
牡牛座の部下/後輩の能力を引き出してあげられるかどうかは上司や先輩の腕にかかっているかもしれません。
牡牛座はいくら人当たりが良く見えても頑固な人が多いので、少し扱いにくい面があるのはたしかです。
仕事を完全に覚えてから修正をかけると混乱してしまうので、初期段階か丁寧に教えてあげるしょうにしましょう。
「上司/先輩」に対する牡牛座の態度
その人の目標によって、上司に対する態度はハッキリと2種類に分かれるでしょう。
出世することを目標に設定した牡牛座は、ひたすら上司や先輩にくっついて、持ち前の人懐っこさを発揮するでしょう。
このタイプはマイルドで人当たりがよいことを利用しつつ、人を目的達成のための道具にしてしまいます。
本人はこのことにまったく悪気がなかったりしますし、利用しているつもりはないのですが、秘めた出世願望はけっこう強かったりします。
もうひとつは、仕事を確実にこなすことに情熱を傾けるタイプ。
周囲に迷惑をかけないためにも全力を尽くそうとがんばります。
このような牡牛座は、上司にはかわいがらるのですが、そのスピードの遅さが足かせとなって出世しにくいかもしれません。
ですが、牡牛座は他人を蹴落とすようなことは基本的に好きではありませんし、ただ自分のやるべきことをしっかりこなしたいと考えているだけなので、出世にはあまり興味がないという人も多いでしょう。