自分軸を相手に渡す
牡牛座は感情にながされずに、マイペースで進むことができる人たちです。
その際に一番大切にするのは自分自身の感覚。
さらにいえば心と体で納得できる体感が伴っているということです。
ものごとを判断する時などに、自分の感覚を無視して、なんとなく周囲の人に合わせてしまうというのはおすすめできません。
もちろん普段の生活では協調性も必要ですが、大きな決断をしなければならないようなときは、自分の感覚を信じることを忘れないでください。
そのことを考えたときに「楽しい」と心の底から感じられるか、身体レベルで本当に満足しているかどうかがカギになるでしょう。
たとえば、好きな人が自分の好みに合わせてほしいと言ってきたなら、たとえその人のことを心から好きだとしても、自分の感覚を無視してまで相手に合わせはいけないのです。
牡牛座は身も心も一体化することで喜びを感じるという性質ではありません。
自身の感覚を大切にしながら、その肌感覚をベースにして、さまざまなことを楽しみ人生を謳歌することができるといえます。
なにもかも捨てて他者と結ばれようとするのではなく、「よろこびの感覚を共有すること」で他者とひとつになる感覚を味わうのです。
つまり、自分の価値観を放棄することなく、個人対個人としてありつづけなければならないということです。
自分を大切にせず、ステキな恋人を演じてムリに相手に尽くそうすると、残念ながら運気をどんどんと下げていってしまいます。
鈍感力を大切に
牡牛座は本来あまり直感が鋭いタイプではないといわれます。
実際は勘がが鈍いということはなく、むしろ独自の動物的感覚に優れていたりします。
ただ、どうしても「直感」を信じきることができなかったり、それを認めるまでに時間がかかりやすいのです。
じっくりと熟考してこそ納得できるタイプなので、牡牛座に関してはこれは悪いことではありません。
逆にムリをして、洞察力があるように装ったり、物事を直感的に捉えようとしすぎると失敗しやすくなります。
牡牛座は自分の感覚には忠実ですが、他者の気持ちには鈍感な傾向があります。
相手の気持ちを理解することが大切だとよく言われますが、それを気にして、相手の気持ちを瞬時に読み取ろうとしすぎるとけっこう的外れだったりもするので注意しましょう。